2025年5月の活動報告


2025.5.28 重第303回5月臨時会議

 今議会の一番の焦点は、「ツインモールプラザ再生事業」約42,000万円です。事業の内訳は下記のファイルを参考にして頂くとして、この再生スキームの在り方について様々な質疑が出されました。様は、インモールプラザを管理する北上都心開発(株)に対する支援ではなく、TMPを空洞化させない為のスキームであるという点が重要でした。このスキームがうまく行っても、都心開発自体には4億円以上の負債が残り、スポーツクラブと寿司店の営業で利益を上げて返済していかなければなりません。かなり厳しいと思われます。

 結果としては、補正予算は賛成多数で可決され、更に附帯決議案は全会一致で可決されました。

 次の節目は、9月議会で建物購入費が計上される予定であり、それまでにどの様な再生プランが纏められるかがカギとなります。

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ツインモールプラザ再生事業内訳.pdf
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補正予算第2号_附帯決議案.pdf
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2025.5.27 重要課題説明会(全協)

 議長招集の議会全員協議会で、R7年度の北上市の重要課題について説明を受けました。

 担当部長の一法的な説明だけで、質疑はできないとの事で、少し物足りない説明会となってしまいました。ただ課題一つである北上陸上競技場の国内第1種公認の更新には約14億円掛けて夜間照明設備の設置が必要とされていたものが、次回の更新時には必要なくなったとの説明があり、問題の先送りではありますが、ホッと一息でした。

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重要課題個別資料.pdf
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2025.5.26 教育民生常任委員会・市政調査会研修会

 午前中は、教育民生常任委員会で、今年から市が取り組む「北上市重層的支援体制整備事業」について説明を受けました。これは、「ますます増える複雑でやっかいな問題に対し限られた資源で効率的・効果的なアプローチをするためALLきたかみで取り組んでいく仕組みづくりを個別支援と地域づくりの両面から連携して行うもの。」という説明で、要は様々な担当部署が連携して複雑な問題に積極的に取り組んでいくという仕組みをつくるという事なのですが、私自身、もう少し勉強が必要です。

 午後はツインモールプラザについて、以前に北上都心開発(株)の監査役も務めていた公認会計士を行使に招き、今回の市が策定した、再生スキームの妥当性や、民事再生法や会社更生法との違いなどについて説明を受けました。

 民事再生による再建を図るためには、ある程度は利益を出せる再生計画が必要であるが、それが出せないほどの状況に陥っており、市が示した再生スキームしか手法は残されていないのではないか、との説明でした。

 続いて商工部長の説明でも、R5に再建計画を金融機関や市に提示したが、無理な計画だった為に、受け入れられず、追加融資も受けられなかった為、ここまで逼迫した状況となった。ツインモールプラザが破綻し、空洞化してから市が取得しても効果が薄く、まだ営業しているうちに再生するべきとの判断であり、都心開発が第三セクターだから支援している訳ではなく、まちなかの賑わい喪失などを防ぐ目的であること、都心開発側にとっては寧ろ厳しい選択となっている事などについて質疑応答もありました。

 結論としては、臨時議会に上程された、再生スキームを具体化するコンサルタントへの委託料などは可決し、その上で、過去の経緯を検証し他の三セクなどで類似の事態に発生しないようにすること、今後の時魚の透明性、市民への説明、都心開発の事業と雇用の継続などを求める附帯決議案を提案する事としました。


2025.5.25 議会カフェ

 ショッピングセンターPALのジョイスタジオにて、議会カフェを開催し、北上市立工科大学(仮称)の基本構想についての説明パネル展示とそれについての意見を伺いました。

 13時から15時までの2時間でしたが、かなり大勢の方々が立ち寄って頂きました。大概の方々は、大学設置に反対の意見が多いのですが、大学設置がもたらす効果についてはあまり理解しておらないようで、表面的な反対が多かったような気がします。

 逆に言うと、まだまだ市民理解は進んでおらず、様々な議論を進めていく必要があると感じました。


2025.5.23 各派代表者会議・議会運営委員会

 各派代表者会議では、ツインモールプラザについて公認会計士を招いての勉強会と、引き続き商工部長からの説明の機会を市政調査会で設けることについて協議しました。

 議会運営委員会では、第303回5月臨時会議の議案の取扱と、修正案や附帯決議案の提出締切やそれらに対する質疑・討論などの締切や取扱についても、臨時会では前例がないので、急遽の特例として定めました。


2025.5.21 視察対応

 矢巾町議会が問う市議会の議会改革について視察に訪れ、説明と質疑応答を行いました。

 議会改革のうち、「議会モニター」「市民と議会をつなぐ会」「定数と報酬についての議論」と当会派の取り組みである「新人候補者の発掘・育成・支援」と幅広い視察項目で、説明だけで1時間半掛かりました。

 質疑も活発に出されね、特に市民と議会をつなぐ会について、お祭りなどの際にブースを設けて、気軽に立ちよって貰って意見交換するような手法は検討しなかったのか、という質問を頂きました。ちょうど、25日にしないのショッピングセンターで議会カフェを開催し、市立大学構想について市民の意見を聞く場を設ける予定だと答弁しました。



2025.5.16 議会全員協議会(議長招集)

 さくらの百貨店などが入居しているツインモールプラザの再生について、事前に提出していた70項目余りの質問に対する答弁と再質問を行いました。

 様々な意見が出されましたが、一番の論点は民間企業に行政が加担して再生させる事への是非。それから、この再生計画事態も行政からの提案であり、肝心の都心開発(株)から出された物まではないという点。更に、行政が約9億円余を拠出して定物と土地を購入し、新たにマスターリース会社を公募して再生を図るというプランなのに、10年間という期間だけのぶらんであり、恒久的な対応策ではないという点。これらについて納得いかない説明でしたが、5月臨時会議では、マスタリース会社を公募する費用などが補正予算として計上それ、否決の場合は、破綻という説明であり、判断に困る案件です。


2025.5.15 議会シンポジウム

 さくらホールの小ホールで、市立大学構想について市民の意見を聞く機会を設けました。最初に基本構想の説明があり、議会での取り組みを紹介し、その後は質疑、そしてグループごとに疑問点・意見などを付箋紙に書き出して集約しました。

 参加者はマスコミを除いて70名以上となり、10班に分かれました。2班の担当でしたが、出された意見は次の通りです。

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市民の意見をきくシンポジウム._2班docx.pdf
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2025.5.14 議会全員協議会・市政調査会定例会・議会改革推進会議

 市長招集の全協は、主として6月議会に上程予定の案件の説明でした。また、今年度の重要課題の説明もありました。重要課題については改めて詳細な説明が部な火に組まれていますので、それが終わってから記述します。また、2年前に起きた市立認定こども園における誤嚥事故について、ようやく検証委員会を立ち上げるとの説明がありました。これは全国放送のドキュメンタリー番組でも取り上げられており、教育民生常任委員会でね以前から、検証すべきと言い続けてきた案件でしたので、まずは1歩前進です。

 市政調査会定例会は、昨年度の報告し今年度の予定についてでした。

 議会改革推進課意義では、昨年度に試行した「予算提言」についての検証をまとめ、今年度の本格実施に生かせるようにします。また、議会改革アドバイザーも選定しましたが、愛でが受けて下さるかはこれから交渉です。「リレー質問」については色々課題もあることから、当面保留となりました。市の総合計画アクションプランの見直しに対する議会の意見集約は、各常任委員会小戸に過去の政策提言を中心に検証し、後期アクションプランへの意見をまとめる事とし、その総まとめは議会改革推進会議で行う事になりました。


2025.5.7 会派例会

 連休明けの会は例会では、議会改革推進会議より宿題として出されていた、「予算提言の試行の検証」「今年度の議会改革アドバイザーの推薦」「大学基本構想について」「6月一般質問」などについて、意見を交わし協議しました。