最終日の議案の取扱について協議しました。
今回、最終日の議決に於いて、討論が多く、賛否が分かれる議案がかなりの件数が見込まれ、当日の控え室ではどの議案が起立採決になるのかなど、説明をしっかり行う事としました。
各分科会委員長の報告が有り、それらに対する質疑も多数出されました。
また、今回試行した予算提言は、決算に対する「附帯意見」として6件出され、全て全会一致で附す事となりましたが、進め方などに課題が残り、議会改革推進会議における反省点として本実施に向けて改善していきます。
初日は、5人が登壇しました。最初に同じ会派の千田優子議員が「こども計画」について質問しましたが、そもそも今年策定したこども計画は、現状分析した課題と、それを解決するための基本施策がかみ合っておらず、今まで実施してきた子ども関連の事業を纏めて整理しただけの様な、とても計画と呼べるものではないので、質問と当部がかみ合っていませんでした。市の様々な計画の中でも、トップクラスの酷い計画です。
委員会では、請願2件について請願者からも説明も受けて審査しました。s「カリキュラム・オーバーロード」の改善を求める意見書提出の請願書とゆたかな学びの実現・教職員定数改善・教育予算の拡充をはかるための、2026年度政府予算に係る意見書の提出を求める請願書で、どちらも賛成多数で可決され、最終日に発議案として上程する事になりました。
2025.9.12 教育民生常任委員会・決算特別委員会第二分科会[5日目]
委員会では、本会議で附託となった条例2件の審査でした。どちらも来年度から、北上中学校に統合される東陵中学校の廃止と、廃止後の体育館などの使用について定める内容で、どちらも全会一致で可決されました。
また、分科会では、来年度予算に向けた予算提言の取り纏めを行い、子ども計画と子どもの学習支援についての2件の提言としました。
決算審議の4日目は、国民健康保険特別会計と介護保険特別会計についての審査です。特に介護保険では人超関連の事業、特にも認知症サポーター養成事業について質疑が出されました。
決算審議の3日目は、福祉部の所管事業の審査です。ここでは「ひきこもり支援事業」「子どもの学習支援事業」などが話題となりました。特に学習支援については、せっかく高校生からの提案であるにも拘わらず、事業を廃止してしまうとの事で、継続する意見も出されました。
決算審議の2日目は、教育委員会の所管事業の審査です。ここでは「土日休日等部活動地域移行事業」「学校適正配置の在り方検討事業」や給食センターの施設などについて質疑が多く出されました。特に、中学校の部活動の地域移行はあまり進んでおらず、計画性もないまま進めている点について指摘されました。
分科会による決算審議の初日は、健康こども部の所管事業の審査です。ここでは「モバイルクリニック事業」について質疑が集中しました。R6には、27人に対して約2,700万円支出しており、コストに見合わない事業と言わざるを得ません。
2025.9.4 第308回9月通常会議「初日]・決算特別委員会
9月議会のスタートです。決算の審査が主体となり、予算提言の試行まで行う予定なので、ハードなスケジュールとなります。
決算特別委員会は全体会で正副委員長を互選した後、各分科会を開催し、注目事業について協議しました。