平成30年8月の活動報告


2018.8.27 教育民生常任委員会

 今年度12回目となる委員会で、23日の議会全員協議会で示された、健康センターの移設と子育て世代包括支援センターの併設についての基本計画について、昨年度、市議会から市へ提言した内容がどの様に反映されているか、また基本計画に対しての質問や意見などを、担当部課長にお越し頂き、質疑応答を行いました。

 午前中は、基本計画について丁寧に見て、提言内容との整合性や、計画内容についての疑問点などを出し合い、移転先である都心開発ビルも実際に見学に行きました。そして、午後は、保健福祉部と教育部の担当部課長に対し、午前中に出された疑問や意見などを述べ、回答も頂きました。

 様々な意見などが出され書ききれませんが、一番の疑問点は、市役所に近いところに移設という大前提があるにも関わらず、都心開発の当該面積を買い取る計画ですが、市役所そのものが延命工事を実施したものの、原則20年程度で改築または移転の可能性があるにも関わらず、その点を考慮していないとい点です。せっかく市役所の近くに健康センターを作っても、市役所そのものが移転してしまっては意味がありません。長期的視野に立った施設計画を立てていくべきだと思います。


2018.8.24 会派例会

 9月通常会議に向けて、「北上まほろばクラブ」の月例会を開催しました。今回は、それぞれの予定が中々調整がつかず、議会棟ではなく、外部のレストランでランチミーティングとしました。

 内容は、前日の会派代表者会議の協議事項、一般質問の項目、会派視察についてと、それぞれの「市民と議会をつなぐ会」の様子などの情報交換でした。


2018.8.23 議会全員協議会

 9月通常会議の前に、補正予算などの説明がありました。

 最初に岩手県との政策協議内容について説明がありました。新規5件を含む14項目の要望事項があります。それぞれどれも重要な内容ですが、県の予算も限られており実現が難しい項目が多いようです。

 続いて補正予算の内容と、健康管理センターの整備、コミュニティFMの受診状況、学校給食センターなどの説明がありましたが、特にコミュニティFMの受診状況については、補正予算で新たに電波調査を実施して中継局を新設していく設計費などが盛り込まれています。このコミュニティFMの受診状況については、開局前の電波調査はシミュレーションだった為、開局したら受信できないエリアが多くて、改めて電波調査を実際に実施し中継局も新設する、という内容のものです。呆れてモノが言えなくなりました。開局前は実際に電波は出せないのでシミュレーションが普通だ、という点は分かりますが、数百万円も支払った割には、ずいぶん精度の低いシミュレーションだったようです。そもそも、どこのコミュニティFMも、開局すると聞こえないというクレームが多いという事については、開設前の議論でも指摘してきました。今更、中継局の増設など市民に説明が付きません。しかも、8/15~16にかけての大雨の際には、北上市に「大雨洪水警報」が出されました。(すぐ注意報に切り替わりましたが)この時にも、FM局では警報が出たとしか放送せず、天候や関連した情報などは一切放送していませんでした。こんな程度しか出来ない事も当初から指摘されており、益々、中継局を増設する前に中身をしっかりしろ!と言いたくなります。当初から危惧されたように、FM波っていうのは建物内への浸透性は極めて良くない訳で、特に鉄筋・鉄骨の建物内部では聞きにくいものです。今回の説明から類推すると中継局は恐らく3~4ケ所は必要になると思われますし、それでもクレームは収まらず、数年かけて10ケ所程度の中継局が必要になると思います。(奥州市のFM局は12ケ所に建てたようです)

 結局、私が総務常任委員長の時に提言した「ポケベル波を使った情報伝達システム」の方が安く済んだ、って事になるのではないかと思います。


2018.8.21 市民と議会をつなぐ会[口内地区]

 3班の今日は、口内地区で午後6時から口内地区交流センターで行いました。

 参加者は12名の参加でしたが、40代から50代前半位の男性が4人お越しいただきました。

 最初の政策提言については、公共交通について質問があり、それに関連して様々な要望(特に定期バス路線の増便や復活)が多くだされました。また、地域づくりについて地元に丸投げではないか、とか、人口減少や自治協や交流センターに対する費用面・企画面での支援不足なども要望として出されました。

 続いて議員の報酬と定数については、3グループに分かれでワークショップを開催しましたが、特徴的な意見としては、議員の活動が目に見えて成果があがっているなら報酬は幾ら上げても良いが、その活動が見えないなどの私的がありました。特に、活動の可視化については議会だよりだけでは不十分であり、各議員個人でもどんどん活動内容を発信すべきだ、という意見もありました。


2018.8.20 市民と議会をつなぐ会[相去地区]

 今年度の「市民と議会をつなぐ会」が今日からスタートです。議員を4班に分けて市内16地区のうち15地区で開催します。私は3班に所属し、今日は地元の相去地区で午後2時から相去地区交流センターで行いました。

 何人が参加するか読めなかったのですが、結果としては25名の参加となり、40代の女性1名にもお越しいただきました。

 最初は、昨年度に常任委員会を中心にまとめた4つの政策提言についてパワーポイントで説明し、続いて議員の報酬と定数について、現在まで議論した内容を、やはりパワーポイントで説明しました。その後、4つのグループに分かれてワークショップを開催し、最後にグループごとの発表を行いました。

 それぞれのグループから出た意見は、報酬については予想通り、「報酬は上げた方が良い」「兼業なんだしボランティア精神で良い」「定数と報酬と掛けて考える」「県南の市議会と同レベル」という意見がありました。定数についても「現状」「減らせ」「もっと増やして意見を広く取り入れる」という意見も出ました。環境整備についてユニークな意見としては「女性議員の割合を条例で定める」「年代別に人数制限をする」「子育てなど議員をしながらできる環境を整える」などが出されました。

 これらのご意見は、すべての地区で終了後、広聴委員会と議員報酬等検討特別委員会にてまとめ、今後の参考にしていく予定です。


2018.8.3 議会全員協議会

 議長招集の全員協議会です。今月末に行われる「市民と議会をつなぐ会」で使用する説明資料などについての勉強会でした。議員報酬や定数については、説明すると長くなりすぎて、かえって分かりにくくなります。かなり良くできた資料ですが、ボリュームが多すぎました。これから大分、削っていくとの事。まあ、漫画なんかで説明できると良いのかもしれませんね。