2019年2月の活動報告


2019.2.28 第240回2月通常会議[初日]・他

 平成最後の通常会議の初日です。市長と教育長の方針演述の後、条例改正案や来年度予算案などが上程され、常任委員会や予算特別委員会へ付託されました。補正予算と一般議案は上程され、最終日の質疑・討論・採決。一般議案でも、コミュニティバス2台の購入と、貧困などにより回収不能などになっている権利の放棄などは即日採決し、可決されました。

 その後、予算特別委員会を開催し、正副委員長の互選と、常任委員会を分科会として、その所管の予算を付託しました。

 市長招集の議会全員協議会では、国や県の災害避難計画や水防計画の変更による、市の計画の見直し案の説明がありました。

 議長招集の議会全員協議会では、教育民生常任委員会がまとめた「児童保護業務に関する提言書」の説明をし、協議をしました。一か所だけ修正した方が良いという意見があり、条例審議が終わってから教育民生常任委員会で再度協議をする予定です。


2019.2.26 予算概要説明会

 市政調査会の主催で、各部長から来年度予算の説明を受けました。一方的に説明を受けるだけで、質問は出来ないのですが、今回は財務部長の中期財政見通しに注目でした。

 東芝メモリの新工場による財政への影響は、5年間程度はあまり良い影響が出なくて、2棟目出来る頃から財政が良くなるという予測でした。2棟目以降の着工については、世の中の景気などによっても左右されるので、どうなるか分かりませんが、一市民としても期待したいところです。


2019.2.25 議会運営委員会・他

 第240回2月通常会議の日程と議案の取り扱いについて、協議しました。日程は、2/28から3/22までの23日間。来年度予算は、例年通り予算特別委員会で審議します。

 その後、教育民生常任委員会でまとめた提言書の手直し版を正副議長へ報告しました。後日、全員協議会で説明する事となりました。


2019.2.22 代表質問調整会議・教育民生常任委員会

 会派代表質問の内容についての調整会議がありました。私の会派からの質問は、他会派とも重複する項目がありましたが、質問内容が多少異なるようなので、そのまま質問する事となりました。ただ、質問順番が最後なので、前の質問や答弁によって当日に割愛したりと調整をする事となりました。

 午後からは、今年度24回目となる委員会で、来年度からの「地域福祉計画」についての勉強会を行いました。説明は、全員協議会で済んでいるので、質問から入りましたが、割と大事な事が説明されていませんでした。それは、各地区交の自治組織に福祉の分野も含めて活動してもらおうという点が計画に盛り込まれている事です。地域づくり課とは協議ほ進めてきて、各地区の理解も概ね得られているとの事でしたが、ホントに大丈夫なの?と心配になりました。

 また、議会からの政策提言の再構築した内容を説明し、協議しました。


2019.2.18 会派例会

 北上まほろばクラブの例会を行い、代表質問と一般質問の内容を協議しました。また、関連質問の分担と内容なども協議しました。

 また、報酬等審議会で出された付帯意見について、代表者会議で協議した内容の報告もありました。会派に持ち帰って再度代表者会議を実施するとの事で、会派として次のように意見統一しました。『報酬等審議会から出された「議会費の削減(定数削減)を検討する事」という付帯意見に対して、議会として何らかのアクションが必要であり、その一つの手段が議員発議により定数削減案を出し、質疑・討論・採決を行い、採決結果を議会だよりに掲載する事が一番市民に分かりやすいと思われる。場合によっては、当会派で独自に発議案を行っても良い。』


2019.2.14 第239回2月臨時会議・議会全員協議会・他

 第239回2月臨時会議では、特に除雪費の増額を中心とした一般会計補正予算と専決処分について審議し、可決されました。

 その後の議会全員協議会では、3月通常会議における主な議案の説明などがありましたが、総務常任委員会へ付託される条例改正がかなり多そうでした。また、同様に上程が予定されている「男女共同参画と多様性についての条例案」についても説明がありましたが、こちらは午後から総務常任委員会が主催した勉強会で詳しく議論しました。その議論の一番の論点は、時期尚早であり、まだまだ議論が足りないという点でした。パブリックコメントすら実施せず、意見交換をしてきた各団体にも素案を示しておらず、急ぎすぎではないかと、ほとんどの議員が感じたようです。このまま上程されても、「継続審議」となりかねない状況です。

 また、議長招集の議会全員協議会では、各常任委員会で実施した政策評価結果について委員長説明があり、内容を共有しました。しかし、これをどう生かしていくがが今後の課題であり、その対応策の検討は来年度に持ち越されると思います。

 夕方には、教育民生常任委員会でまとめた「児童保護業務に関する提言書」を正副議長に説明しました。しかし、内容の構成が分かりにくいと指摘され、再度、組み換えをして、日を改めて再度説明をする事になりました。


2019.2.12 議会運営委員会

 14日に予定されている臨時会議の議案の説明と取り扱いについて協議しました。


2019.2.8 教育民生常任委員会

 委員会でまとめた政策提言について、関係部局との意見交換を行いました。

 「児童保護業務に関する提言」に中には3つの提言があり、特にその中の「子ども・保護者(両者)への面会の徹底」という提言については、既にある程度実施しているとの事でした。しかし、面会率(母数の定義が難しいのですが)は100%という訳ではないので、引き続き現状の取り組みを更に深めていきたい事から、文言を少し修正する事にしました。

 今回の意見交換により、提言内容を一部修正し、正副議長へ報告後、議会全員協議会で全議員に諮ったうえで、全会一致であれば、議長から市長への提言として手渡してもらう事になります。3月議会最終日辺りになりそうです。


2019.2.7 地方議会研修会in北上市

 早稲田大学マニフェスト研究所の中の、ローカル・マニフェスト推進連盟東北が主催して、地方議会研修会 in 北上市「議会改革第2ステージ 東北からチーム議会を目指して」』が開催され、東北を中心に約120人の議員や議会事務局が集まりました。

 最初に 北川正恭 早稲田大学名誉教授の基調講演「地方議会から地域を変え、地域から日本を変える」があり、その後、北上市議会議長、犬山市議会議長、前可児市議会議長のそれぞれから事例発表があり、その3人と北川先生を含めて議長セッションがありました。その後、次回事務局セッションもあり、それぞれ大変参考になる意見が聞けました。

 特に、犬山市議会議長の、議会に必要なものは「議員間討議」「政策提言」「市民参加」の3つだという意見には納得しましたし、私も日ごろからそれをどうやったら効果的にできるかを考えていましたので、犬山市議会の事例は年も参考になりました。

 また、前可児市議会議長の事例発表の中で、「委員会代表質問」があり、更には委員会主義という事で会派より委員会を自由詩していくという考え方も、私と同じであり、来年度の議会改革の課題にしたいと改めて思いました。


2019.2.1 議会改革推進会議視察[2日目]

 視察2日目は、岐阜県多治見市議会の「総合計画策定における議会の取り組み」について視察しました。

 改選後すぐに総合計画への取り組みのスキーム(枠組み)を整備して議員全員をそれら割り当てた事務局の能力が凄い。しかも、他市の事例を参考にした訳ではなく、全くのオリジナルな仕組みです。「段取り8分」と

云うように、このスキームが細部までキチンと準備されていたからこそ出来たものと思われました。

 スケジュール調整が大変だったと説明があり、確かに日程を取るのが厳しかったと思われました。北上市においても、取り組む場合には、年間予定表などで、予め日程を確保していく必要があると思われます。

 総合構想と総合計画を合わせて取り組んでいたが、北上市の場合、2019年度に総合構想、改善後の2020年に総合計画に取り組めば、多少は日程に余裕が出来るかもしれない。しかし、特別委員会とした場合には、改選前と後でメンバーが変わる訳であり、その点をどう考えるかが課題です。